みかんのたね

薬学や研究の話、くだらない話、愚痴などを書きます。

ポスドク生活幕開け

転居から1週間が経ち、生活も比較的落ち着いて来ました。昨年の夏に3ヶ月滞在した場所でもあり、新しい場所に来た、というよりは、帰ってきた、という感触の方が強いのが実際です。

 

新居は大西洋が見える所になりました。交通量も少ないので騒音もなく、寒い土地ではありますが暖房が充実しているので部屋の中では半袖で過ごせます。

 

研究の方は、ボスともすでに人間関係ができているので、滑り出しにとても苦労するということもなさそうです。大きな方向性を話して、文献をあたり、また方向性を詰めて計画を練るという、研究者にとっては日常の作業があるだけです。

 

ただ、どうも生態学という分野で暗黙の前提になっていることと、今まで私が分子生物学の枠の中で考えて来たことが少しずれていて、文化的な違いのようなものを感じています。突き詰めて考えれば両者とも同じものの違う側面を見ているだけ、ということもできるのですが、日常的な議論の中での、反射的に物事を判断するような頭の作業の時には、どうしても慣れている枠組みの中で思考をしてしまいがちなので、スイッチを切り替えていく必要があります。実験生命科学にはつきものの、個体差というものをどう捉えていくかという問題が、まさに典型的です。誤差と見るか、そこに情報があると見るか。

 

これから2年間、やれるだけやってみようと思います。