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みかんのたね

薬学や研究の話、くだらない話、愚痴などを書きます。

科学者たち?

米国で、科学者による半トランプ運動というのがあるそうだ。

 

例:

www.scientistsmarchonwashington.com

 

疑問なのは、実験科学をやっている若い人で、こういった運動に参加する人が結構いるのかどうかということだ。私の感覚では、若手に研究以外に割ける時間なんてほとんどない。自分の家庭を顧みることすらままならない。私だけだろうか?

 

そんな状況にある科学者が、社会活動に参加するために自分の貴重な時間を使うことは、少なくとも短期的には自分の首を絞めてしまうような気もする。「隣のベンチに座っている科学者が、いつでも君の実験成果を自分のものにしようと狙っている」というのは大げさすぎる誇張じみた表現でもなんでもなく、結構よく研究現場の実際を言い当てている。

 

それとも、皆私よりもよっぽど効率よく仕事をしているのか?それはありうる。

あるいは、そういう社会運動を先導しているのは、ある程度成功して科学者としての地位を築けた立場にある人々なのか?それなら少しは納得できる。

 

まあ何も、科学の大切さを主張するのが科学者であるとは限らない。学問や科学研究というものにとても造詣の深い市民たちが「科学者たちが思い切り研究に打ち込める環境をまもる」ために活動をしてくださっているということだって、あり得ないわけではない。

 

もっとも、そんな社会があればそこはすでに科学者にとって楽園のような社会なのだが。