みかんのたね

薬学や研究の話、くだらない話、愚痴などを書きます。

新春

今年も、新しい年を迎えることができました。本年もどうかよろしくお願い致します。

研究室に来たら、助教の先生がひとり仕事をされていたので、挨拶をしました。そのグループの殆どの学生は元旦から来るそうです。初・なるほどと思いました。

 

今年は、実践あるのみです。

努力の量ではなく、産み出した結果の量で自分を評価するつもりです。

そういう一年にしたいとおもいます。

 

2015年 元旦

 

手元にある、一年前の日記を読みました。2014年の元旦、私は朝9時に研究室に来て実験をしていたようです。昨年発表した論文の、肝となる実験でした。そう言えばそんなこともあったかも知れない、と思いますが、もうあまり憶えていません。二年前の元旦は、友人たちと熱海に日の出を拝みに行きました。研究室の外の世界は、こんなに優しさで満ちあふれているのかと、大変感動したのが今でも印象に残っています。

 

大学院は自分を鍛える場所ですから、辛くて苦しい場所です。「怒」と「哀」の日々です。それでも「無」で終る一日よりは善いとおもって、過ごしていました。いま顧みると、そうするうち「喜」「楽」という大切な感情が失われつつあったように思われます。 

 

2年間かけて、少しずつ研究室の外に出て、人間らしい部分を回復するように努力しました。正直に言うと私がそれまでちょっと見下していたような、笑顔の絶えない人々に、交流の機会を設けていただきました。何かを楽しんでやっている人には、かなわないのだと解りました。

 

私はそれから、研究は、楽しいからやるんだ。苦しいことは、その先に喜びがあるからやるんだ。と言い聞かせる様にしました。苦しむことが尊いのではなく、喜びを感じることが次の一歩につながるのだと思う様になりました。それでやっと最近、研究というものが楽しくなってきました。そして、私の人生観も、2年間の間にすこしずつ変わってきました。先日、優しくなったと言われたときに、嬉しく実感を得ました。反面、ある種のことに関しては、厳しさが増したと感じる部分もありますが。