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みかんのたね

薬学や研究の話、くだらない話、愚痴などを書きます。

Ngram Viewerが面白い

偶然ですが、googleのngram viewerという機能を発見しました。

ある単語が書籍の中(?)においてどのくらいの頻度で用いられているかを、時系列で表示してくれる機能があります。試しにknowって入れてみました。

 

上には1800年から2008年までの結果が示されていますが、1960年以降は上昇傾向にありますね。理由は私にはよくわかりません。

 

次にworld warを検索してみました。

 

 こちらは大変わかりやすい。ちょうど第一次大戦と第二次大戦の時期と、world warという言葉の使用頻度の挙動が似ています。でも、よくみるとピークの位置が実際に戦争のあった年とは少しずれています。実際、一つ目のピークは1920年、二つ目のピークは1944-53年に位置しています。

 

「世界大戦」という言葉は、もしかすると戦後の世の中が過去の戦争を振り返って創られた表現なのかも。

 

暫くは、このNgram Viewerで色々と遊べそうです。

ちょっとだけ追記します。

 今度は、Science, research, DNAという3つの単語の使用頻度を見てみました。

scienceは1800年から2008年にかけて微増していますが、他の二つに比べるとその増加率は小さいことがわかります。おそらくscienceという言葉は歴史が古い言葉なのだと思います。それに対してresearchという言葉は1900年代前半から使用率の増加が見られます。researchという言葉は20世紀に流行し始めたのですね。産業革命の影響でしょうか。ただ、1980年台からはその増加も停止しています。英語圏におけるresearchの重要性は十分に浸透したとみることができるでしょうか。

 

DNAは1950年代から増加しています。DNAはDeoxyribonucleic acid (デオキシリボ核酸)を意味しますが、DNAと略される様になったのは、DNAが遺伝物質の実態であり、また二重らせん構造をとるということが解明される様になってからです。これはちょうど1950年代に相当します。ここから現在の分子生物学の興隆が始まりました。でも、こちらも1980年代で頭打ちになっています。でも、分子生物学は止まらないでしょう。